2005年08月22日

集中力、遠く。

この携帯の向こうに居ることは確か。

信用出来ない液晶を見つめて思った。

こいつに期待を寄せるには、やっぱり不安が多すぎる。


私は ふっと間を置いて、

一人ホクホクしている羽毛布団に、

暑いマウンド上のピッチャーみたく振りかぶって、

携帯を投げた。

彼に会いに行った。


走りながら、埋もれる携帯を想うことは無かった。




むちゃくちゃに急ぐ女を見ていた僕。

長い緑色のスカートを捲り上げて自転車を漕ぐ女。

運動不足の白い太ももが見え隠れすることも気にせずにいる女。

その姿が、僕のつまらない時間を止める。


女は

熱い舌を

下のペダルにかけた。




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posted by ちむ at 04:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 妄想。 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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